【VirtualBox】Windows NT4.0 Beta(Build 1227)
注意!以下の内容はBeta版のWindowsに関する情報です。
・この記事はそのインストール完了までの痕跡を紹介しています。
・無駄に長くなることがあります。画像多め。
・古いOSのBeta版の使用(しかもネットの拾い物)は著作権/ライセンス的に良くない行為なので”ライセンス厳守!”な方は以下の閲覧を控えて下さい。
・ページの内容は有用なのかと言われたら多分有用じゃないと思います。
今回はNT4.0のビルド1227です。
それでは早速インストールを始めていきましょう。
仮想マシンの設定は前回と同じでセットアップしていきます。不都合が出たらその時に直します。
OSタイプはWindows 95、ネットワークアダプタは無効、仮想化支援機能は有効のままにしておきます。
まずは古いOSではお馴染みのfdisk, format, lock, i386\winnt.exeの順で実行。今回は事前に起動ディスクのイメージも用意されているので/bスイッチをつけて実行します。
コピーが終わったので起動ディスクをセットして再起動します。再起動したらディスク2をセットしてEnterを押すと……
仮想マシン実行中に重大なエラーが発生したため、仮想マシンは停止しました。
どうやら仮想マシン自体の設定に不備があるようです。
とりあえずOSタイプをWindows 95→Windows NT4 に変更して再度やり直し。
うまくいきました。この調子でインストールを続行します。
画面の内容を確認しつつ、Enterを押して進めていきます。
…あれ、デバイスドライバの読み込み中、SCSI diskになった瞬間まったく動かなくなってしまいました。
これではインストールを進められません。困りました。
ひとまず仮想マシンの設定を変えてみるもののどれも解決せず。
ならばと起動ディスクを作り直してみるもこれもうまくいかない。
そんな中、こんな考えがふと頭に浮かびました。
”IDEを使ってるのにSCSI diskで止まるなら、自らSCSIを使ってやればいいじゃない”
もはや投げやりな考えですが、ひとまずものは試し。IDEで登録していたHDDをSCSIコントローラに登録します。
そして、同様に進めていきます。
……
デバイスドライバが無いためにHDDそのものを検出できなかったorz
しかもVirtualBoxのSCSIドライバを探してもまったく見つからない始末。VMWareのSCSIドライバを試すもあえなく撃沈。表示されるのはディスクを見つけられなかったの一文。
どうしようかと思いつつ検索していると何やら関係のありそうな内容が引っ掛かりました。
そのページではVirtualBoxのSCSIを使ってCD-ROMドライブを増設する場合について書いてありましたが、その中にこんなことが書いてありました。
”ちなみにBUS LogicにするとあっさりWindows98SEで認識できました。”
出典:pepo blog(該当URLは403で閲覧不可、キャッシュより)
ふと自分の仮想マシンの設定を見返すとLsilogicの文字が。
最後の望み、と思いここをBusLogicに変更し、再度同じ手順でセットアップを進めると…
やりました!SCSI diskフリーズを回避して無事に進めました!!
あとは嬉々としてEnterを連打、ようやく第1段階を終了させることができました。
さて、再起動後は第2段階です。
といってもやることは普通なので画像のみでお送りします。
ちなみに前Buildと異なることを挙げると、
・開始ウィンドウに説明が追加された。
・ディスプレイの土台、空白部分が透過されるようになった。
・タイムゾーン設定が製品版のものと同一になった。
・ネットワーク設定が簡単になった(ように見える)。
こんなところでしょうか。
ともあれ、特につまずくこともなく…
インストールは無事に完了しました。続いてドライバを導入していきます。果たしてグラフィックドライバは入るのか…。
ところでログイン画面の背景が少し変わり、NT4.0になり、Betaの文字が出るようになりました。
まずはサウンドドライバから。
製品版のNT4.0と同じ手順を踏むことでインストールできるようです。
再起動し、ログインすると、無事tada.wavが鳴りました。これでサウンドドライバのインストールは完了です。
続いてはBuild 1140では成功しなかったディスプレイドライバのインストールです。
同様にドライバのFDをセットし、インストール…
…駄目みたいです。この後また設定を弄ったりしましたが、やはりこのエラーメッセージから逃れることはできませんでした。
メッセージの内容を要約すると、”INFファイルが見つからないか、過去のバージョン用のドライバを指定しています。”という感じです。
どっちが過去のものなんでしょうかねぇ…
それはともかく、VirtualBoxにおいて古いベータ版OSのインストール時に障壁となるのはグラフィックドライバにあるようです。新しい方のベータ版ならともかく古いバージョンになると場合によってはまともにドライバを当てることができません。せめてWindows標準ドライバで何とかならないものか…
まあVirtualBoxに頼ってばかりでも良くないので、QEmuとかも試していきたいですね。ですがそれはまた今度ということで。
それでは。
※結論※
・OSタイプはNT4にすること!
・インストール時はHDDをSCSI接続にすること!
・サウンドドライバはOS標準のSoundBlasterでOK!
・グラフィックドライバは現状無理(だと思う)!
・この記事はそのインストール完了までの痕跡を紹介しています。
・無駄に長くなることがあります。画像多め。
・古いOSのBeta版の使用(しかもネットの拾い物)は著作権/ライセンス的に良くない行為なので”ライセンス厳守!”な方は以下の閲覧を控えて下さい。
・ページの内容は有用なのかと言われたら多分有用じゃないと思います。
今回はNT4.0のビルド1227です。
それでは早速インストールを始めていきましょう。
仮想マシンの設定は前回と同じでセットアップしていきます。不都合が出たらその時に直します。
OSタイプはWindows 95、ネットワークアダプタは無効、仮想化支援機能は有効のままにしておきます。
まずは古いOSではお馴染みのfdisk, format, lock, i386\winnt.exeの順で実行。今回は事前に起動ディスクのイメージも用意されているので/bスイッチをつけて実行します。
コピーが終わったので起動ディスクをセットして再起動します。再起動したらディスク2をセットしてEnterを押すと……
仮想マシン実行中に重大なエラーが発生したため、仮想マシンは停止しました。
どうやら仮想マシン自体の設定に不備があるようです。
とりあえずOSタイプをWindows 95→Windows NT4 に変更して再度やり直し。
うまくいきました。この調子でインストールを続行します。
画面の内容を確認しつつ、Enterを押して進めていきます。
…あれ、デバイスドライバの読み込み中、SCSI diskになった瞬間まったく動かなくなってしまいました。
これではインストールを進められません。困りました。
ひとまず仮想マシンの設定を変えてみるもののどれも解決せず。
ならばと起動ディスクを作り直してみるもこれもうまくいかない。
そんな中、こんな考えがふと頭に浮かびました。
”IDEを使ってるのにSCSI diskで止まるなら、自らSCSIを使ってやればいいじゃない”
もはや投げやりな考えですが、ひとまずものは試し。IDEで登録していたHDDをSCSIコントローラに登録します。
そして、同様に進めていきます。
……
デバイスドライバが無いためにHDDそのものを検出できなかったorz
しかもVirtualBoxのSCSIドライバを探してもまったく見つからない始末。VMWareのSCSIドライバを試すもあえなく撃沈。表示されるのはディスクを見つけられなかったの一文。
どうしようかと思いつつ検索していると何やら関係のありそうな内容が引っ掛かりました。
そのページではVirtualBoxのSCSIを使ってCD-ROMドライブを増設する場合について書いてありましたが、その中にこんなことが書いてありました。
”ちなみにBUS LogicにするとあっさりWindows98SEで認識できました。”
出典:pepo blog(該当URLは403で閲覧不可、キャッシュより)
ふと自分の仮想マシンの設定を見返すとLsilogicの文字が。
最後の望み、と思いここをBusLogicに変更し、再度同じ手順でセットアップを進めると…
やりました!SCSI diskフリーズを回避して無事に進めました!!
あとは嬉々としてEnterを連打、ようやく第1段階を終了させることができました。
さて、再起動後は第2段階です。
といってもやることは普通なので画像のみでお送りします。
ちなみに前Buildと異なることを挙げると、
・開始ウィンドウに説明が追加された。
・ディスプレイの土台、空白部分が透過されるようになった。
・タイムゾーン設定が製品版のものと同一になった。
・ネットワーク設定が簡単になった(ように見える)。
こんなところでしょうか。
ともあれ、特につまずくこともなく…
インストールは無事に完了しました。続いてドライバを導入していきます。果たしてグラフィックドライバは入るのか…。
ところでログイン画面の背景が少し変わり、NT4.0になり、Betaの文字が出るようになりました。
まずはサウンドドライバから。
製品版のNT4.0と同じ手順を踏むことでインストールできるようです。
再起動し、ログインすると、無事tada.wavが鳴りました。これでサウンドドライバのインストールは完了です。
続いてはBuild 1140では成功しなかったディスプレイドライバのインストールです。
同様にドライバのFDをセットし、インストール…
…駄目みたいです。この後また設定を弄ったりしましたが、やはりこのエラーメッセージから逃れることはできませんでした。
メッセージの内容を要約すると、”INFファイルが見つからないか、過去のバージョン用のドライバを指定しています。”という感じです。
どっちが過去のものなんでしょうかねぇ…
それはともかく、VirtualBoxにおいて古いベータ版OSのインストール時に障壁となるのはグラフィックドライバにあるようです。新しい方のベータ版ならともかく古いバージョンになると場合によってはまともにドライバを当てることができません。せめてWindows標準ドライバで何とかならないものか…
まあVirtualBoxに頼ってばかりでも良くないので、QEmuとかも試していきたいですね。ですがそれはまた今度ということで。
それでは。
※結論※
・OSタイプはNT4にすること!
・インストール時はHDDをSCSI接続にすること!
・サウンドドライバはOS標準のSoundBlasterでOK!
・グラフィックドライバは現状無理(だと思う)!
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